日本ではすっかり定着しているメッセージングアプリ「LINE」ですが、世界で最もユーザー数の多いメッセージングアプリは「WhatsApp」。手軽さから「Facebook Messenger」も、日本を含め世界で人気となっています。日本の人口の53%以上が利用しているメッセージングアプリ「LINE」(参考:LINE 2016年4月-9月媒体資料)。日本ではすっかり定着しているのですが、世界的に見るとまだまだ定番といえるような存在ではないことをご存じでしょうか?それでは、各国ではどのようなメッセージングアプリが人気なのでしょう。統計をもとに、情報通信総合研究所副主任研究員の佐藤仁さんに世界のメッセージングアプリ事情について聞いてみました。世界最大のメッセージングアプリといって間違いないのは、2009年にアメリカで誕生した「WhatsApp」だ。アクティブユーザー数では堂々の1位、欧米・東南アジア・南米などを中心に各国のダウンロード数でも多くの国で1位、2位に入っています。今年2月には、月間アクティブユーザー数が10億人を突破したことを発表し、依然としてユーザー数を伸ばしているのです。「WhatsAppは、スマホが普及する前からノキアのフィーチャーフォンやブラックベリーに対応していたため、当時からの利用者が多いんです。また、インドやアフリカなどの新興国では、いまでもフィーチャーフォンの利用者が多く、WhatsAppがダウンロード数で1位になっています」

LINEは7位!? 海外のメッセージアプリ事情

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