“スマートフォンのセキュリティ対策は、「慣れている人でなければできないイメージ」があります。ですが、今回紹介するテクニックを学んでいると、子どもであってもスマートフォンのセキュリティ対策が取れるようになります。
そもそも、スマートフォンのセキュリティ対策は必要なのか?というと、100%必要だと思ったほうがよいでしょう。その理由ですが、今ではランサムウェア対策のように、インターネットとつながっているだけでも危険だからです。
子どもの場合、「話題の人気作品が0円」のような広告をクリックしてしまったり、大人でも「あなたのパソコンはセキュリティが危険な状態にあります」という広告をクリックしてしまうことがあるでしょう。つまり、インターネットの利用プラス広告をクリックするくせがある人は、いつの間にかコンピューターウィルスに感染してしまうのです。
ちなみに、最新のコンピューターウィルスのほとんどは、「すぐにパソコンを損壊させる」ものではなくなっています。長々とパソコン、スマートフォン内にウィルスが潜伏している状態となり、あなたの重要な情報(SNSアカウント、クレジットカードのパスワードなど)を盗み出すような動きを見せるからです。
また、無償版セキュリティソフトと呼ばれるものがインターネットには存在するのですが、こちらは「最新のコンピューターウィルスに対応していない」弱点があるので、無償版セキュリティソフトをインストールしているから安全・・・というのは早計です。
ここまで現代のサイバー攻撃について案内していきました。ここからは、具体的にどのようなスマートフォンのセキュリティ対策を取るのがよいのかを案内していきます。
まず、前述のとおりとなりますが「不用意に広告をクリックしない」のが前提です。もし見かけたとしても、大手企業のサイトの広告以外はクリックしないほうがよいでしょう。特に日本国内のサイトよりも、「外国のサイトのほうが危険性は高い」ので注意してください。
子どものスマートフォンのセキュリティ対策としては、「ウィルス対策ソフト」をインストールしないと安全性は保たれません。というのも、ウィルス対策ソフトがインストールされていると、「有害サイトにアクセスする際に有害サイトにアクセスしようとしています」という警告をくれるようになっているからです。
最新のコンピューターウィルスにも対応しているので、毎月500円程度の出費をおしんでウィルス対策ソフトをインストールしないのはよくありません。
そして、基本的なことなのですが「パソコン、スマートフォンに他者が侵入できない」ようにすることも大事です。基本中の基本かもしれませんが、パソコンのID、パスワードは複雑なものにしておいたほうがよいでしょう。「aaaaa、11111」のような同じ英数字が並んでいるものでは簡単に侵入されてしまいます。
可能な限り、ランダムの英数字、大文字、小文字を取り入れるようにしておくと、安心してスマートフォンのセキュリティ対策が取れるようになります。
そして、OSやアプリは最新バージョンをインストールするようにしましょう。古いものは脆弱性があり、これは「侵入するための穴がある」ような状況です。セキュリティホールと呼ばれるものなのですが、放置されていると一般的なスマートフォンのセキュリティ対策をされていても、セキュリティホールを通じてスマートフォンを乗っ取られることがあります。”

子どもに教えたいスマホのセキュリティを高める方法

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